凡人の就活日記

17卒の早慶就活生による音楽の紹介と日記。

cero:【Yellow Magus】を聞きながら考えるリクルーターとは

 

 

こんにちは凡人です。

先日放送されたSMAP×SMAPceroが出演していたそうで、今度紹介しようかと書いていたのが茶番みたいになってしましました。ってかceroすげえ!!スマスマ出れるの!?!?!?セロ好きは漏れなくスマップも好きだと思うんでなんて最高なキャスティング!!!!!

よくよく調べてみると香取くんがceroに注目しててそれで今回のスマスマ出演になったとか。香取くんは服もすごい好きだし音楽も好きなんだなあと思って好感度が上がりまくりです。ですが凡人はキムタクが最強だと思っています。

そんなこんなで今回はceroの中でも代表曲の一つの【Yellow Magus】を紹介したいと思います。

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この曲は星野源の回で紹介した「Obscure Ride」というアルバムに収録されています。このアルバムがこれまた最高の出来で、先日発表されたCDショップ大賞で入賞もしています(大賞は星野源のYELLOW DANCERで凡人は思わずニンマリ)。

それでは例のごとくこの曲を通してceroの魅力を紹介していきたいと思います。ceroはこんな渋い音楽を作る割に年は30代前半とのことでなかなか若いです。

ceroという名前は

 Contemporary Exotica Rock Orchestra

 の略で直訳すると

現代的な異国風のロックオーケストラ

 となります。

なんのこっちゃ状態かと思われますが、音楽を聞けばその意味が何となくつかめるかと思います。

彼らはさまざまな感情、憧憬をエキゾチカという単語に置き換え、ロックとオーケストラという手法を用い表現します。

まぁ堅苦しいことなしに言えばシティポップってことですね。

もともとシティポップは80年代のはっぴいえんどが作ったフォークに対する洗練された音楽を指していたものです。ただ最近のシティポップはそれにプラスアルファを取り入れているものが多いです。この点でceroはブラックミュージックにフォーカスを当てています。

ceroはスマスマ出演でもわかるように近年のシティポップ界では頭一つ抜けている存在だといえます。何がすごいって彼らのインプットに対するアウトプットの幅が凡人の理解できる範囲をたやすくぶっ飛んでるところです。

上記でブラックミュージックに焦点を当ててると書いたけどそれはceroの音楽の何分の一も説明できてないんです。彼らの音楽には文学、過去の日本のポップミュージック、多ジャンルの音楽、哲学、いろいろな要素が散りばめられていて、ある部分が見えたかと思えばもう消えていく、そんな音楽を作り出していることが凄まじい。

obscure rideの一曲目は電車の音をサンプリングしていて、あくまで自分たちがシティポップやってますって見せかけます。そう、見せかけられるのです。そこから始まるアウトプットの応酬にもう凡人ボコボコ状態。

 

あまりに抽象的な紹介ですが、向こう5年ほどは音楽業界、特にインディーズ音楽界がceroの音楽に対しどのように答えが出されるか問われ続ける期間になると予想されますので、一度聞いてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

それでは閑話休題、本題へ。

 

 

リクルーター面接ってなんぞ?

 

凡人はつい最近までリクルーターなる存在について全く知りませんでした。友人からどこそこの企業はリクルーターがついてそれを経ないと内定なんて出ないということを聞きとてもとても慌てました。

しかしつい先日。とある大きめの企業の説明会に参加して、なぜか電話番号と大学名を書く場面があり、何に使うんだろうな~名簿業者に売るのかな~なんて考えていました。そして説明会も済み、家路についたところ見知らぬ電話番号から着信が。

さっそく名簿業者からの回し者の営業か!?

と考えながらも凡人なのでとりあえず電話に出てみました。すると連絡先を書いた企業の方でしかも凡人と同じ大学学部の卒業生とのこと。説明会の印象から今どのような業界を見ているか雑談ののちに、

「ところで凡人君はうちが第一志望なのかな?」

キタコレ。

すかさず凡人は

「はい。ずっとそう考えています。」

もちろんそんなことありません大嘘です。

そんなこんなで話しているうちに今度ちゃんと話したいから~ということでリクルーター面談ということが決まりました。

こんなのあるんだ就活怖すぎ。。。と怯える凡人でした。

 

かなりの人数が参加していた説明会ですので、すべての学生に電話しているとも考えずらいのである程度の学歴フィルターかけているんだろうなあと思います。

ただググってみるとその企業はリクルーターがついてからが選考開始、リク面を何度か超えない限り面接にすらたどり着けないとのこと。入口でしかなかったわけですね。頑張らないと。

 

ただの自慢のように聞こえてしまって大変恐縮なのですが、凡人が伝えたいのはこうやって水面下での選考が往々にして存在していて、恐らく東大やそのあたりの方々はもっと引く手あまた状態なんだということです。

 

 

学歴で区切るなんてナンセンスだなあとは思いますがせっかく与えられたチャンスですんで有効活用したいと思います。

 

凡人でした。